ローソンがワオンへのを対応を開始

ワオンがローソンでお目見え

WAON(ワオン)といえば、主婦の強い味方イオンで使用できポイントが貯まる電子マネーですが、このカードがなんと、大手コンビニエンスストアのローソンにも導入されました。普段からワオンへお金をチャージし利用していた人(主婦層・中高年層が多いと見られる)にとっては、嬉しいサービスとなるでしょう。ローソンは、もともとKitaca、Suica、TOICA、ICOCA、SUGOCA、PASMO、nimoca、はやかけん、manacaといった交通系電子マネーを扱っていましたが、本サービスの追加により、幅広い顧客へ利便性を提供する狙いが感じられます。ワオンを提携先のお店で使用することで、200円毎に1ポイントのWAONポイントが貯まります。

加熱する囲い込み戦略合戦

買い物をする先々で、別々のカードを選ばなければならないことは、消費者にとって非常に面倒な作業であり、大きなマイナス点です。「これをできるだけ一元化できるのであれば、ローソンに行こうか」と考える層の確保に乗り出すローソンの本気が伺えます。ローソンは、Ponta(ポンタ)カードとあわせて提示しワオンで決済した場合、両方のカードにポイントがたまるお得なシステムも導入しており、ポイントを貯めることに重きを置く人々へ訴求する作戦でしょう。ローソンに限らず、セブンイレブン(nanaco)、楽天(楽天Edy)など各社が顧客の囲い込みに乗り出しています。利便性とポイント付与により、顧客のロイヤルティを高められるかが鍵を握るでしょう。